PAとの兼ね合い
マイマイクを持ち、自分のマイクにこだわりを持ち始めると、今までになかった問題が発生してくることになります。それが、「PAとの兼ね合い」です。
基本的には、PAは、ライブハウス常設のマイクを前提に音作りをしますし、また、常設マイクを使用した音作りに慣れています。この部分はけっこう大きいです。
実は、特にアマチュアのライブでは、ボーカルがマイマイクを持ち込むのはPAにはあまり歓迎されません。理由は上記の、「常設ボーカルマイクを使用した音作りに慣れている」というのが大きな理由です。
PAもお金をもらって仕事をしているプロですし、その道何十年という方ならば、自分の音作りに対して確固たるプライドと自信を持っている方も少なくありません。
マイキングを含めた上での「音作り」なので、慣れていないマイクを持ち込まれることによって音作りに手間取ったり、最悪うまく音作りできないとあればPA業の沽券に関わるというものです。
特にアマチュアの方では、自分の声質や歌唱法、バンドの音楽性などに最適なボーカルマイク選びができているとは限らないため、案外ライブハウス常設のボーカルマイクを使用してPAの慣れたセッティングでやってもらった方が、すんなりいく場合が多いのです。
とはいえ、自信を持って選んだマイマイクで、そのマイクにこだわりがあるのなら、絶対にリハーサルでまずは一度試してみることです。
恐らく多少は嫌がられるでしょうが(笑)よほど的外れなマイク選びでなければ絶対に使用禁止という状況はあまりありませんし、「マイマイクを使って歌う」ということで得られるモチベーションも大事ですからね。
このあたりはPAさんとうまくコミュニケーションをとり、双方納得した上で本番に臨みたいものです。