「定番」を知っておくと怖いものナシ!
いわゆる「定番」のボーカルマイクの音を知っておくと、その音がリファレンスとなり、二本目以降のマイク購入や利用が有利になります。
例えば、一本目に、かなりキャラクターの強い、個性的な一本を選んでしまったとします。
そのマイクは、わかる人から見れば明らかに超個性派のマイクなのですが、初めてマイクを購入する方にとっては、その音を「個性派」とは認識できないはずなのです。
むしろ最初の一本ですから、その音を「基本=定番」として覚えてしまう。
そうなると、いざ他の人と仕事をしようとしたときに、一般認識とのズレが生じ、コミュニケーションがうまくとれません。
「仕事」といいましたが、レコーディングだけでなく、ライブハウスなどでも同様です。
PA ※さんとのコミュニケーションがうまくとれなくなるでしょう。
せっかく買ったばかりのボーカルマイクを持ってきたが、PAにダメ出しされ、違うマイクを勧められる、というモチベーションの下がる結果になりかねません。
(実際そういった状況はアマチュアのライブでは相当多いです)
定番の音を知っておくことで、初めてのマイクでも「定番の音に比べて○○な感じ」というような客観的な判断ができ、自分の中で「基準」が出来上がります。
そうなると、一般的に「個性派」と呼ばれるマイクがなぜ、どのように個性派なのか、また、定番品がなぜ「定番品」と呼ばれ多く使用されているのかもわかってきます。
そうなってくるとマイクがより面白く、興味深いものになりますし、あなた自身の「耳」もより肥えていくことになりますよ(^^)
※PA
1、演奏者がステージ上で演奏した音をマイクで収音し、それを客席に聴こえるように音量や音質などの調整を行う専門家を指す。
2、客席に実際に聴こえる音そのものを指す(この場合は「PAシステム」と呼ばれることが多い)