SENNHEISER(ゼンハイザー):MD421 MD441 U

◆MD421

「くじらマイク」の愛称で親しまれています、この「MD421」。

一度みたら忘れない、非常に独特の形状をしていますね。

基本的には、長年プロの現場で楽器録音用に用いられてきた「MD421」ですが、独特すぎる形状のためか、ボーカルマイクとしてステージで使われているのもたまに目にします。


その実力は、決して見掛け倒しではなく、非常に温かみがあり、中音域を魅力的に拾う特性があります。現場で定番中の定番である「SM58」も中音域に集まったガッツのあるサウンドで有名ですが、「SM58」のガッツ感ともまた違う感じですね。

 

言葉で表すのは非常に難しいニュアンスですが、私の個人的感想だと、「古臭い」音がします。ヴィンテージテイストというか...

オールドロックのレコードの音のような雰囲気、空気感があります。


オールマイティーなダイナミックマイク、シュアーの「SM58」や「SM57」に比べると非常に個性的な音がするため、その音質を知った上で用途や目的にあわせて使用する、といったマイクですね。


特に、エレキギター等の、中域が大事な楽器の録音では、ハマル人はかなりハマルと思います。何しろ昔臭い音で録れますので。

二本目のマイ・マイクを探しているボーカリストの方は、ぜひ一度その独特なサウンドを試してみて欲しいですね。

 

◆MD441 U

「最強のダイナミック」との声もよく聞かれる、SENNHEISERのダイナミックマイク、「MD441 U」です。

まず、価格が非常に高価ですね。通常クラスのコンデンサーマイクよりもずっと高価で、アマチュアのボーカルマイクとしてみかけたことは一度もありません。(10万円前後)


ルックスも、普通のSHUREなどのマイクに見慣れてる人にとっては以上とも思えるゴツイルックス(笑)顔が小さい女性などがライブで使ったら、顔がほとんど隠れてしまうほどです。


しかしその大仰なルックスに見劣りすることなく、音質も間違いなくトップクラスのダイナミックマイクです。

1972年に発売されて以来、放送業界やレコーディングエンジニア、楽器録音用、トップボーカリスト等に愛用されてきました。


指向性切り替え機能、プレゼンス帯域を持ち上げるブリリアントスイッチ、5段階のローカットスイッチなどが付いており、どんなシチュエーション、どんな用途にも100パーセントのポテンシャルが発揮できるように設計されており、完全にプロ仕様・業務仕様のダイナミックマイクです。


価格のこともありますし、多機能ゆえアマチュアボーカリストには扱いが難しく、敷居が高いですが、音質は間違いなくトップクラスですので、自分のボーカルに圧倒的自身があり、マイクの扱いにも慣れ、プロとして活動されているような方にはまずは試してみてほしい究極のマイクです。


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